「贅沢を軽快にかっこよく」
個性的かつシンプルな1冊に、奥深い背景があります。
手帳のアウトライン(=パイピング)を飾っているのは、ハードな質感とビーズを並べたような天然の輝きのエイ革のガルーシャです。半永久的に楽しむことができます。
手帳に使われている革は、つるっとした光沢のある牛革で、
ガルーシャと抜群のコンビネーション。
「最強コバである由縁」
コバ部分に使われているエイ革は、泳ぐ宝石、ラッキーフィッシュなどと呼ばれ、 縁起のいい革素材として珍重されています。頑丈で、キズもつきにくく、水にも強い。 そして煌めきの中に神秘的な表情をもっています。
半永久的にその性質を保てる硬さだけに加工が難しい。
そこに、エキゾチックレザーの加工技術を誇り、唯一無二の作品を生み出しているフランス出身ベンジャミンファーレイ率いるAtelier AKNASとのコラボが実現しました。
手帳の中で負荷のかかるコーナー部分をいつまでも守り抜く、美しい最強コバの誕生です。
「牛革部分もこだわり」
使用されているキップのプルアップレザーは、オイルが多く含まれているため、革を引き上げると色が変わります。 ガラスレザーのような光沢のある表面と対照的なところも魅力のひとつ。 革自体はカッチリしたイメージですが、オイルが含まれているので使ううちに味も出てきます。
「コラボレーションの証」
ASHFORD×Atelier AKNASのコラボ刻印が、艶とオイルが含まれた革に映えています。アクナスの高い技術力とASHFORDの企画が昇華した証です。
「さらなるこだわり」
ガルーシャは頑丈さゆえ、非常に硬く、それなりに厚みがあります。
手帳のパイピングに使うにあたっては、ガルーシャを極限まで薄く漉くことなしには実現できません。
それを可能にした、Atelier AKNASの職人の高いスキル、削る技術力に脱帽しました。
さらに、パイピングの芯材にも帆船に使われる頑丈な紐がコーティングされて使われていて、見えない部分までしっかりと作られています。
こうして出来上がったガルーシャ パイピング。 見た者の記憶に残る存在感を放ちつつ、軽快に持てるスタイリッシュさは、このような細部のこだわりが結集した賜物なのかもしれません。