
井上工具製作所 鐵蔓 巻張硬筆(ボールペン) 鍛え肌 11cm/13cm

火縄銃の製造方法である「巻き張り」を用いた加工方法で製作で製作されたボールペン。
火縄銃が国内で初めて製作された1544年当時には、鉄に穴を開ける方法がありませんでした。その為、当時の鍛冶職人が考えた製作方法は、芯となる金属の棒に平たく打ち延ばした鉄を巻き付けてパイプ状にするというものでした。この技法を「巻張り」と呼びます。

ペンのボディだけでなく、キャップを含め火縄銃をモチーフとしたデザインとなっています。

日本初の螺子(ネジ)とも言われる火縄銃に不可欠の「尾栓」を模した八角形のパーツ。

回り止めは照準装置「先目当(さきめあて)」をモチーフとしたデザインです。

一番の特徴である巻き張り技法を用いたボディは、手間暇をかけ、職人の手作業で製作されています。
「鍛え肌」は火を入れ、鍛えたままの風合いを楽しむことができます。

ペンの長さは11cmと13cmの2タイプ。
太さは共にφ10mmで、重量は11cmが36g、13cmが42gとなります。

写真左が13cm、右が11cmです。

11cmタイプ筆記時イメージ。
一般的なペンが13〜15cmくらいなので11cmだとコンパクトに感じますが、しっかりとした重量感を感じられます。

13cmタイプ筆記時イメージ。
一般的なペンのサイズです。重厚な素材を使用しているのでペンとしては重量があり、男性におすすめです。

最初にセットされているのは三菱鉛筆のジェットストリーム芯となります。
フリクション芯もお使いただけますが、若干きつさを感じる場合がございます。

ギフトにも最適な桐箱に入れてお届けします。