ペンとはこういうものでなくてはならない、という常識に今まで縛られ過ぎていたのかもしれません。
ペンの常識を打ち破る太さと短さ。
しかし、手にした瞬間、ペンを走らせてみたくなる衝動に駆られる。
力強く大きなストライドを与えてくれる握り甲斐のある太さと短さ。
ずっしりとした真鍮の重みは、思いの丈をくっきりと紙に刻み込み、心地よいアルミの軽さは、ペンを思いのままにクルーズさせてくれる。
頭冠のローレットを回せば、ペン先が出る遊び心は「001」のまま。
いつも手にしていたくなる。いつまでもペンを走らせていたくなる。
かく者を惹きつける引力こそが、このペンの最大の魅力なのかもしれません。